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シニアって何歳から?シニアこそ充実ライフを!

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シニアとは、一般的に年齢を重ねた人のことです。もちろん社会活動を終えるもしくは終えた人ではありません。言うまでもなく大切な社会の一員ですが、自分の存在意義を自分で見出すことが重要です。この記事では、シニアとは果たして何歳からを指し、シニアの充実ライフとは何かについて探求していきます。

目次

シニアは何歳からなのか?

微笑むシニア女性と高齢女性

シニアは高齢者?年齢の基準はあるのか?

シニアの充実ライフについて考える前に、まずはシニアとは何歳からなのかについて知っておきましょう。

一般的に、シニアとは定年退職後の年齢層を指しますが、具体的に何歳からかは明確な定義はありません。世間では60歳以上をシニアとイメージすることも多いですが、それぞれの人によって感じ方や生活スタイルは異なるため、年齢だけで判断するのは難しいです。時代によっても変わっていきます。

では、シニアについて年齢の公式基準はあるのでしょうか?「高齢者」については、国連(国際連合、UN)では60歳以上と定義したり、国連組織の世界保健機関(WHO)では65歳以上が高齢者という見解を示しています。

日本では、「改正道路交通法」で70歳以上を高齢者として、特別な講習受講や標識表示を課しています。また「高齢者の医療の確保に関する法律」では高齢者は65歳以上としています。このように「高齢者」の定義は存在しますが、「シニア」については何歳からなのかを明確に定義している公的機関はないようです。

シニア=高齢者とすれば65歳以上とか75歳以上と考えられますが、やはり「シニア」と「高齢者」にはニュアンスに違いがあり、シニアに高齢者の定義をそのまま適用できないでしょう。

ちなみに、「シニア」「シルバー」「高齢者」「老人」「年寄り」「じいさん・ばあさん」の中で、どれが最もポジティブに感じられる表現かを聞いたアンケートでは、20歳代から80歳代の各世代において「シニア」という表現がトップになりました。(特定非営利活動法人「老いの工学研究所」参照)

シニアには年齢の決まりはない

シニアとは、英語で「senior」と書き、「年上の方の」「先輩の」「上位の」といった意味があります。さまざまな分野の商品やサービスでも、中高年や高齢者向けのものをシニア向けと表現していることがよくあります。老眼鏡のことを「シニアグラス」と呼んだり、高齢者向け住宅を「シニア住宅」などと言ったりします。

有名な「シニアツアー」というのは50歳以上のプロゴルフ・トーナメントです。ANA(全日空)の「スマートシニア空割」は65歳以上からが対象です。映画館や各種サービスで「シニア割引」も多く目にします。しかし対象年齢は実にさまざまです。ちなみに、12歳以下の野球チームを「リトルリーグ」と呼び、それより年上という意味で中学生を「シニアリーグ」と呼んだりもします。ただこの場合の「シニア」は明らかに意味が違います。

このように、何歳からをシニアと呼ぶべきなのか、具体的な年齢は定まっていないと言えます。使う人によって年齢の幅があるのが現実です。一般的な人材市場では35歳~50代半ばまでがミドル世代、40代~60代をミドルシニア、55歳~60歳以上をシニア世代と呼んでいます。このブログでは、年齢としては、およそ50歳以上をシニアと呼ぶことにします。50歳あたりを超えて、セカンドステージを少し意識し始めるすべての方々に向けて発信できればと考えているからです。

シニアの充実ライフとは

バランスボールの乗って微笑む4人のシニア女性

シニアが充実感を得るために

シニアの皆さんは、これまでの長い間、家族や仲間のために仕事や家事で頑張ってきたはずです。まだそのまま続く方もいるでしょうが、次のステージに進もうと考えている方も多いはずです。

これからは自分のためのステージです。大切なのは周囲をどれだけ満足させるかではなく、自分がいかに満足するかです。新たなステージでは、充実感を得られるかどうかをこれまで以上に意識する必要があります。

シニアが充実ライフを送るためには、自分自身の健康状態や興味・関心が大切です。例えば、趣味やスポーツに打ち込んだり、旅行やボランティア活動に参加することで、充実感を得ることができます。また、社会とのつながりも重要です。気の合う仲間や友人・家族との交流を大切にすることで、孤独感を軽減することができます。

地域の活動に参加したり、自分の経験や知識を活かした仕事などで人や社会に貢献することも、充実感を得る方法の一つです。あるいは、全く新しいことを始めてみると、思いもよらぬ喜びに出会えるかも知れません。

人生最大の充実ライフはまさにシニアから始まるのです。年齢にとらわれず、自分の興味や関心に向き合い、健康で充実した日々を過ごしましょう。どんな年齢でも新たな挑戦や発見が待っています。

シニアライフ充実のために重要なこと

では、シニアが充実ライフを楽しむためにはどうすれば良いのでしょうか?
以下の3つが特に重要だと考えます。いずれかに大きな不満や問題を抱えたままでは充実したシニア生活は難しくなります。

①趣味や地域活動などを通じた社会的な交流
②適度な運動、身体や心の豊かさなどの健康
③充実感を得たり、経済面で必要となる仕事

社会、健康、仕事、これら重要な3つのことにどう向き合うべきかについては、別の記事「再確認!シニアが向き合うべき3つのこと」でお伝えしていく予定です。

過去でもなく未来でもない、まさに現在を充実して生きる「シニアフルネス」(シニアの充実)という考えを持ってみませんか?このブログでは、シニアフルネスを実現するための秘訣について探っていこうと思います。

年齢に関係なく、セカンドステージを歩み始める段階でシニアに仲間入りしたと考えることができます。自分が何歳かにこだわらず、ポジティブにシニアライフを築き上げていきましょう。

シニアから始まる真の充実ライフ!

アルバムを見てほほ笑むシニアの夫婦

シニアライフは老後や余生ではない

シニアが迎える生活は決して老後ではありません。シニアライフとは人生を終えるその時までの余生ではないのです。むしろ人生本番です。

さあ、思い切り人生を楽しみましょう。シニアにとってのこれからは、残りの人生とかではなく、むしろメインの人生なのです。組織や家族のためではなく、本当の自分の人生の始まりなのです。これからは自分のために周囲にかかわります。

シニアの皆さんは自分自身を大切にし、自分の人生を満喫することができるこの機会を逃さないようにしましょう。社会とのつながりを持ち、自己成長と社会貢献を組み合わせて、ぜひ充実したシニアライフを楽しんでください。自身の経験と知識を共有し、新たな冒険に挑戦することで、シニアの存在感はますます大きくなることでしょう。

シニアライフこそ本当の人生

シニアの皆さんは、これまで拘束されていたことからようやく解放されることと思います。例えば、子供から手が離れて親子の悩ましい関係性から解放されたり、これまでの仕事から身を引き人間関係や責任感を手放せたり、など。人によって状況は様々だと思いますが、いよいよ大きな荷物を下ろしたりする時期を迎えたことでしょう。あるいは、これから解放されるという方もいるかも知れません。

シニアの多くはそうした一つの大きな役割を終えて、新たなステージに踏み出します。これまでの人生のおかげで新たなステージが輝くのです。今度は真に自分のための人生です。これまで我慢してきた分まで楽しみましょう。罪悪感は不要です。一度きりの自分の人生。心の声に従って、自分自身がワクワクすることをやってみましょう。

まとめ

シニアには年齢の決まりはありません。このブログではセカンドステージを意識する50歳代あたりからをシニアと呼ぶことにします。

シニアライフは老後や余生ではなく、むしろ人生の本格スタートです。多くのことから解放され、自分のための本当の人生が始まるのです。今を充実して生きるのが「シニアフルネス」の考え。
さあ、シニアフルネスを、充実したシニアライフを楽しみましょう。

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